リーグ戦特別規定
運営及び形式に関する特別規定
1.本戦の参加資格は当該年度に登録した、登録選手10名以上の単独チームとする。
2.本戦は公認野球規則を適用し、西日本中学硬式野球連盟内規ならびに申し合わせ事項に従って執り
行うものとする。
3.本戦は各球場に会場本部を設置し、円滑な試合進行ならびにトラブルの防止、解決に努めるものとする。
○会場本部は連盟役員のほか、公式審判員、対戦チームの代表または役員、記録・放送担当者で
構成する。
○会場本部は試合中の選手の負傷または疾病に対して応急処置は施すが、それ以上は各チームで
対応するものとする。
4.本戦は連盟認定の公式審判員が主審を務めるものとする。
○塁審は連盟主催の講習過程を終了した者で、試合ごとに対戦チームの1塁側より1名、3塁側より
2名を配するものとする。
5.本戦は以下の形式によって行う。
春季:各チーム2回戦総当たり
秋季:各チーム1回戦総当たり戦、暫定上位5チームによる決勝トーナメント
6.本戦は「競技に関する特別規定」により、引き分けなく勝敗数により順位を決定する。
○複数チームで勝敗が同数の場合は、当該チーム同士の対戦において勝数の多い方を上位とし、
これを繰り返してもなお同数の場合は、①当該チーム同士の対戦における失点の少ない方、
②当該チーム同士の対戦における得点の多い方、③全試合における総失点の少ない方を優位として
順位を決定する。
○得失点によって順位を決定する場合、延長戦は合計するがエキストライニングは含まない。
競技に関する特別規定
1.ベンチはリーグ戦日程表に従ってそれぞれ1塁側、3塁側へ入る。ただしダブルヘッダーの
2試合目は本部に確認すること。
2.ベンチに入ることができるのは登録選手20名以内、指導者は連盟に登録した監督、コーチ、
マネージャーで5名までとする。
○ベンチに入る選手は、登録選手であれば審査のうえ試合ごとに入れ替えることができる。
○試合開始時、選手が9名に満たない場合、公式記録は不戦敗(8対0)とする。
3.背番号は監督60番、コーチ50番台とし選手と同じユニフォームを着用し、またマネージャーは
選手と同じ帽子を着用しなければならない。
4.各チームは、両耳付きヘルメット7個以上と捕手用防具2セットを必ず揃え、試合前の審査を経て
ベンチに持ち込むこと。
○ブルペンまたは攻守交代時の投球練習の際、捕手は必ず防具を着用しなければならない。
5.オーダー交換は本部の指示により、マネージャー及び主将が連盟指定のメンバー表3部を本部に
提出して行う。
○メンバー表提出時に審判員立ち会いのもと、両主将のジャンケンにより攻守の順を決める。
○攻守の順が決まった後、本部及びベンチ了解のうえでブルペンでの投球練習を認める。ただし、
グラウンド内のブルペンは前試合が終了するまで使用できない。
6.競技は各試合7イニングまたは試合開始から2時間で行う。
○2時間を超えて新しいイニングには入らず、4回終了(先攻が負けている場合は4回表)をもって
試合成立とする。
7.7回が2時間以内で終了し同点の場合は延長戦に入る。ただし2時間を超えて新しいイニングには
入らない。
8.延長戦を含め、2時間を超えて同点の場合は1アウト満塁によるエキストライニングを行い、勝敗を
決定する。
○打順は前回正規に打撃を完了した打者の次打者からとし、走者は前回最終打者が1塁、その前打者
が2塁、更にその前打者が3塁の走者となる。この場合の代打及び代走は認められる。
9.降雨、視界不良などにより試合続行が困難な場合は4回終了(先攻が負けている場合は4回表)を
もって試合成立とする。
○4回以前の場合は再試合とし、サスペンデッドゲームは適用しない。
○可否は本部、審判員及び球場責任者で協議のうえ決定し、両チーム監督の了解を得る。
10.5回終了以降の8点差でコールドゲームとする。
11.投手の投球回数は、延長戦、エキストライニングを含め1日8イニングまでとする。
○端数回(0/3回、1/3回、2/3回)は切り上げて1回とする。
12.指導者が投手に対して指示、アドバイスを与える目的でタイムを要求できるのは延長戦、エキストラ
イニングを含め1試合3回までとし、1イニングで2回目のタイムの要求は自動的に投手の交代または
シートの変更となる。
○一旦シートを変更した投手は、次の投手が1打席投球後再び投手の位置につくことができる。
13.キャッチャーがタイムを要求しマウンドまで行くのは1試合で3回までとし、この場合内野手が
集まることは認められる。
14.選手交代は監督が球審に告げるものとし、選手自ら告げることは認めない。
15.特別な事情(負傷による応急治療など)で審判が必要と判断した場合、臨時の特別代走を適用する。
ただし、この場合の代走者は、当該選手の最も近い打撃の完了した選手(投手除く)に限られる。
16.試合中の手袋(白または黒)及びリストバンドの着用は認める。ただし投手はマウンド上で
着用できない。
17.打者のエルボーガード及びレッグガードの着用は認める。ただし着脱のためのタイムは、打者が
2塁に達した場合のみとし、その際ランナーコーチが速やかに取りに行くこと。
18.グラウンドに関する特別規定は、本部責任者と審判員が競技、判断して試合前に公示する。
審査要項及び申し合わせ注意事項
審 査 要 項
1.ベンチに入る選手・指導者(監督・コーチ・マネージャー)と登録名簿を照合する。
○選手は選手章を提示し、無い者は出場できない。ただし試合に間に合えば審査のうえ出場を認める。
○背番号は登録された番号通りとし、変更は認めない。
2.肩袖に連盟章(ワッペン)の有無を確認し、無い者は出場できない。
3.ベンチ内に持ち込む用具一式を点検する。
○両耳付きヘルメット7個以上(同色で完全なもの)、捕手用規定防具2セットを揃えること。
※規定防具~ヘルメット・マスク・スロートガード・プロテクター・レガース・カップ
○グラブ・バット・スパイク等を確認し、破損したもの、規格外のものは持ち込みを認めない。
○リング・マスコットバット・鉄棒の持ち込みは禁止する。
4.選手の剃り込み、茶髪、眉剃り、ベルト位置等を確認し、不適格者は本部の判断で出場停止を
宣言できる。
5.審査は対戦チームの代表と役員2名が相互に行い、本部役員が行う。
6.指導者の代行申請は以下の通りとする。
○監督が不在の場合、本部に代行申請の手続きをとればチーム役員に限り代行を認める。
○マネージャー不在の場合、本部に代行申請の手続きをとればチーム役員に限り代行を認める。
申し合わせ注意事項
1.第1試合のチームは試合開始60分前に、第2試合以降は試合開始予定90分前に到着挨拶をすること。
○到着挨拶が済んだチームは球場責任者の指示に従い、速やかに試合前の練習及び選手審査の準備を
整えること。
2.シートノックは7分間とし、後攻のチームから行う。
○シートノックはチーム1日1回とし、ダブルヘッダーの2試合目は行わない。
○ノックを補助する選手がグラウンドに立つ場合は必ずヘルメットを着用すること。
3.試合中は、各チームともベンチサイドにヘルメットを着用したボールボーイを配置すること。
また、外野ボールボーイについても1名を配置すること。
4.ネクストバッターはサークル内に入り膝をついて待機すること。危険防止を踏まえ片膝をついて
スイングをすることは妨げない。
5.試合中グラウンド内でのキャッチボールは、ピッチングを含め2組まで認める。
ただし、危険防止措置をとること。
○キャッチボールをする選手は必ずヘルメットを着用すること。
○グラウンド内ブルペンで投球練習をする場合、コーチまたはヘルメットを着用した選手が必ず
付き添うこと。
6.試合中のバットスイングはベンチ及びグラウンドの外で行うこと。
7.攻守交代時、捕手の防具装備はベンチの外(グラウンド内)で行うこと。
8.捕手がスタンディングでの敬遠及び隠し球は禁止する。
9.1・3塁のコーチスボックスに監督及びコーチが立つことを認める。
10.グラウンド内でのサングラスの使用は禁止する。ただし医師の指示がある場合はその限りではない。
11.試合進行の迅速化とフェアプレイに努めること。